うさぎのPちゃん 闘病記 6 
〜 獣医からの手紙 1 〜



届いた手紙の内容です。





  前略、失礼します。
 Pちゃんはどれほど辛かったかと思います。本当にご愁傷様です。
 お電話でお尋ねの件につきましてお答えします。以下、箇条書きで記させていただきます。


飼い主さんからうかがったことの要点
1.1ヶ月くらい前から軟便と下痢があり、普通の便も出る。
2.整腸剤などで治療したが改善しない。
3.食欲は低下していない。
4.体重は以前に2.7kgほどあったことがある。
5.食事はペレットフード45gくらい(標準体重の17%)と多種の野菜および干し草。


身体一般検査所見
1.体重2.36kg。削痩。
2.腹部触診にて中等度の腸管内ガスの貯留を触知。
3.胃には触診上の異常はみられず。陰部を中心に広範囲に脱毛。
4.粘膜の血色は正常範囲。
5.身体検査上の脱水は認められず。
6.おとなしい(元気がない? もともとの性格?)


問題点のリスト
1.陰部の脱毛の様子から下痢の程度は重度で長期間継続したものと思われる。
2.腸管内ガスの貯留から腸内環境の悪化と重度の消化管うっ滞が強く疑われる。
3.食欲低下がないにもかかわらず削痩があることから栄養吸収不全があると思われる。
4.消化管うっ滞から粘液性腸症、重度の鼓腸症、腸毒素血へと進展することを
  防がなくてはならない。
5.長時間の移動で、疲労しストレスが加わっていると思われる。


治療方針
1.長期の消化管不全を早急に改善する必要がある。
2.消化管うっ滞の改善を最優先すべきであり、内服治療を行う。
3.栄養状態が改善し体重低下が止まったら、食事内容を徐々に改善する。
4.腸内細菌の状態を改善して、腸毒素血症への進展を防ぐために抗生物質と
  デキサメサゾンの単回注射投与を行う。
5.移動と診療のストレスを最小限に止めるため、本日は他の検査はみあわせる。
  また、上記の注射はストレスの緩和にも有益に作用すると考えられる。


    以上が治療の内容です。なお、注射に用いた薬剤はバイエルメディカルの
バイトリル(体重 1kgあたり10mg)および文永堂製薬のデキサメサゾン
(体重 1kgあたり 0.125mg)で、いずれも動物用医薬品です。
 消化管うっ滞のあるうさぎは、わずかのストレスにより急に容態が悪化しうることは
わたしにも認識がありました。しかし、Pちゃんが帰宅途中にまさか急変するとは
まったく思えず、私には予見できませんでした。そのことについては
大変申し訳なく思っております。取り急ぎ乱文にて失礼いたします。
                                 草々

2005年10月7日


                   




実際の診療時にはまったく聞かされなかった内容がほとんどでした。
後からなら何とでも言えるよなー・・・というのが素直な感想です。

電話で快諾したくせに、カルテも同封されていませんでした。






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