うさぎのPちゃん 闘病記 19  
〜 弁護士からの手紙 4 〜



8月1日

前回の手紙で指定した期限です。
手紙は結局届きませんでした。

しかし、夕方留守番電話にメッセージが残っていました。

『現在作成中ですので、もうしばらくお待ち下さい。』

期日に電話をかけてくるあたり、今までよりはマシになりましたが、
期日に間に合うように作成して欲しいものです。





8月4日

毎度のことながら、普通郵便で手紙が届きました。




前略 貴女の飼っておられたうさぎの件に関して先般お手紙をいただきましたので、回答させていただきます。


 謝罪の点ですが、以下の理由により現時点における謝罪は出来かねます。

 まず、当方としては診療時における診療内容、治療に対する説明については貴女に対して十分に行っていると考えています。
また、診療後の対応について、Pちゃんの死因について見解を翻している訳ではありません。 
当方として死因を「予想」は出来ますが、解剖しているわけでもなく、厳密な意味では「死因は不明」と申し上げるほかありません。

 さらに、最初から認めていた 当方においてPちゃんの死の結果を予測することが出来なかった点について否定するつもりはなく、 申し訳なく考えていることは変わりありません。 

貴女が、当方が見解を翻したと感じておられるとすれば残念なのですが、上記の通り死亡の予測についてお伝えできなかった点は 申し訳なく思っておりますのでご理解頂きたく思います。

そして、当方が申し訳なく思っている点についてはすでに書簡にて謝罪を行っていること、双方の事実認識に大きな隔たりがあることから、 上記の通り現時点で貴女に対し謝罪は出来ません。


 金銭的な解決の点については、上記の通り当方においてPちゃんの死亡を予測することが出来ず、 そのことをお伝えできなかったことは申し訳なく思っておりますので、その点についての謝罪金として金10万円をお支払いする意向でおります。
ご検討下さい。

草 々  





なんだか、、、話のかみ合わない部分がたくさんありますが、、、
『謝罪金』を支払う、と言ってきました。

“謝罪するつもりはないけど、謝罪金は支払う。”という内容に
ちょっと違和感を覚えます。

しかし、慰謝料や必要経費返還については全く触れられていません。

なんだかもどかしい展開ですが
今のところ、訴状は送らなくて良さそうです。




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